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中国へ投資する方法〜外貨預金・FX編

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株式投資ではなく、人民元や香港ドルといった「通貨」を対象として、お金を増やせる金融商品もあります。ひとつは香港ドル建てで外貨預金する方法、もうひとつは人民元・香港ドルのFX(外国為替証拠金取引)を行う方法です。

香港ドルも人民元と同様、将来的には値上がり(若しくは人民元と統一)する事はほぼ間違いありません(「人民元の切り上げ」を参照)。しかし残念ながら現在は米ドルとペッグ(固定レート)しています(2006年6月15日現在、1香港ドル=14.77円という為替レート)。

ただ、香港ドル建ての預金は日本国内でも可能です。例えば新生銀行やソニー銀行などで、香港ドルの外貨預金を扱っています。為替手数料が高いですが、預金金利自体が日本よりも高いので、利用してみるのも面白いかも知れません。

人民元建てで預金する事は、日本国内の金融機関では現状では出来ないようです。しかし、気合いのある人なら中国本土の銀行へ直接口座を開設して預金する方法なら、人民元建ての預金も可能です。
人民元預金の有効性とリスク

人民元・香港ドルのFX商品もあるが・・・

また、外貨預金のような長期投資ではなく、短期間でお金を稼ぎたいのであれば、FX(外国為替証拠金取引)という方法もあります。外国為替証拠金取引とは、各国の通貨を株のように売買して利益を上げる投資で、言わば為替ディーラーになってお金を儲けようという方法です。

外国為替証拠金取引は、ネット証券会社やFX専用の取引会社で口座を開けば、取引できます。通常は、メジャーカレンシー(主要通貨)と呼ばれる通貨(米ドル、英ポンド、ユーロ、スイスフラン、豪ドル、NZドル、及び日本円)しか扱っていない証券会社がほとんどですが、ひまわり証券なら元や香港ドルも扱っています。ひまわり証券では「信託保全」といって、投資家の資金は別の保険会社によって保護されていますので、会社が倒産して投資資金がなくなるという心配もありません。

しかし注意しておきたい事は、FXは「投資」ではなく「投機」的な色合いが強い、つまりギャンブル的な要素を多分に含んだ金融商品だということです。FXは「レバレッジ」と言って、自分の口座の資金の数十倍もの金額の取引を行えますので、成功すれば少ない元手でも短期間で大儲けする事が可能ですが、逆にあっという間に大損してしまう恐れもあるのです。特に為替と言うのは、株式よりもはるかに市場が大きく、相場を左右する材料も多岐に渡ります。個人投資家が、為替相場を正確に読み切ることは、容易な事ではありません。

さらに厄介なのが、人民元のFXではスワップポイントがマイナスになる証券会社がほとんどだということです。スワップポイントとは、通貨を売買する両国間の金利差をあらわす利息のことで、例えば日本円を売って米ドルを買えば、一日当たり150円前後のスワップポイントが得られます(1万ドル買った場合)。逆に米ドル売り・日本円買いをすれば、マイナス160円程度のスワップポイント、つまり金利の支払いが生じます。

ところが、人民元の場合は売りでも買いでも、スワップポイントがマイナスに設定されている証券会社が多いのです。これは人民元が近い将来、さらなる切り上げが実施されることを見越して、各証券会社が利益確保に走っている為だと考えられます。

しかし、香港ドルの場合だと、買いの場合で一日あたり100円程度のスワップポイントが付くようです。また香港ドルは、アメリカドルと固定相場(ペッグ制)を取っているので、比較的値動きが読みやすいというメリットもあります。

もし中国の通貨でFX投資を考えるならば、現状では香港ドルの方が有利といえるでしょう(※上記の情報は、2006年6月現在の数値であり、その後は変わっております)。

 

 




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