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個別銘柄(レッドチップ・B株・H株)への投資

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自分で中国株の個別銘柄に投資したい場合、まず中国株の基礎知識を知っておく必要があります。

中国の株式市場には、中国人しか買うことの出来ない「A株」と、外国人も購入できる「B株」「H株」「レッドチップ」という種類に分かれています。さらに株式市場も、香港・上海・深センの3つの市場があります。

香港市場にある「香港H株」「香港レッドチップ」は、楽天証券SBI証券 などのメジャーなネット証券で購入できます。特に松井証券は、取り扱い銘柄数が多くてお勧めです。対して上海市場の「上海B株」や深セン市場の「深センB株」は、内藤証券など一部の会社でしか購入できません。

しかし上海や深セン市場では、我々日本人投資家は外国人として扱われますので、中国人が自由に売買できる「A株」は売買できず、B株という外国人専用の市場のみになります。そしてB株は、上海・深セン合わせても100銘柄程度に過ぎません(A株は1300銘柄以上ある)。そもそもA株は日本で入手できる情報が少ないですし、例えば松井証券では香港株だけでも1000銘柄以上売買できますので、A株は売買できなくても問題ないと思います。

個別銘柄購入のメリットは、何と言っても莫大な値上がり益を狙える事にあります。投資信託の場合、リスクヘッジを重んじて分散投資を行いますので、株価が高騰した銘柄があっても、リターンが平均化されて値上がり益も小さくなります。個別銘柄に投資していれば、その企業の株価が高騰すれば、その分が丸々儲けになります。

また、高配当の銘柄に狙いを絞った投資戦略もたてられます。中国企業の配当金は、おしなべて日本企業よりも高額です。日本では配当利回りが1パーセントを超えれば上等、精々3%が関の山ですが、中国企業は配当利回りが2〜3パーセントが当たり前、5%を超える銘柄も珍しくありません。

中国上場企業の配当権利確定日は大半が7月です。高配当銘柄は、7月が近づくに連れて値上がりしていく傾向が強い為に、「冬場に安く仕込んで夏に売る」というのが定番パターンです。無論、権利確定後は大きく値下がりする場合が大半ですから、配当を受け取る前に高値で売って売却益を狙うのも一考でしょう。

中国企業の決算情報は注意が必要!

個別企業の情報を調べるのには「中国株二期報」や「中国企業情報」という、会社四季報の中国版のような情報本が出版されていますので、こういった本で調べます。但し、中国企業は株式公開していても、国営体質が抜けきれていないのか、投資家に対するディスクロージャー(情報公開)が十分なされておらず、不祥事などを隠蔽することもざらにあります。

例えば企業の決算書も、国際会計基準に沿ったものは信用できますが、中国国内基準で作成された決算書は、不透明な部分が多々あります。投資信託の場合だと、投資のプロであるファンドマネージャーが選別してくれるので知識は不要ですが、個人で個別銘柄を買う場合は注意が必要です。個別銘柄を売買する人は、中国企業のこういった体質を十分理解し、リスクがあることを覚悟の上で投資して下さい。

 





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