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南アフリカ=ランドの為替レート推移

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南アフリカ共和国の通貨=ランドの為替レート推移グラフです。南アフリカ・ランドはペッグ制()を取っていない為、為替レートのボラティリティ(変動幅)が非常に大きいのが特徴です。経済が高成長を続けているとはいえ、南アフリカの経済規模はアメリカやユーロ圏などと比べると極めて小さく、通貨の流通量が極端に少ない事がボラティリティの増加を生み出しているのです。

下のグラフは、南アフリカ・ランドと日本円、及び米ドルと日本円の為替レート推移を比較しています。2000年以降で見ると、ドル=円の為替レートは、2008年の金融危機後の超円高を加味しても約39%の変動幅です。しかし、ランド=円の変動幅は、円高時9.1円から円安時の19.3円まで、約51%も変動しています。チャートを見れば、ランド=円のボラティリティの大きさが一目瞭然です(どちらも同じ比率になるようスケール調整しています)。

ランド円の為替チャート

南アフリカ・ランドは、FX(外国為替証拠金取引)で人気のある通貨で、ほとんどのFX会社がランド=円の取引を扱っています。金利が10%を超えているので、低コストの外貨預金として利用される事が多いのです。低金利の日本円で資金調達をして高金利通貨で運用して利ざやを得る、いわゆる「円キャリートレード」を個人投資家でも手軽に行えるのがFXなのです。(詳しくは⇒南アフリカに投資する方法

しかし上記のように非常に為替変動が激しいので、投資する際には注意が必要です。特に2008年後半のような世界的な経済危機が起こると、円キャリートレードが一気に手じまいされ、急激な円高が起こります。スワップ金利狙いで円売り=ランド買いをしていた人達は、この急激な円高で多くの損失を被っています。ですからFXでランド買いをする場合も、レバレッジは極力小さく、出来れば3倍以内に収めておくべきでしょう。

※注:ペッグ制とは
BRICsに代表される新興諸国では、為替介入や政策金利の調整によって、自国通貨の為替レートを一定の範囲で収まるよう調整しています。これをペッグ制といいます。為替レートが安定している方が外国からの資本投資が流入しやすくなり、経済成長にプラスなのが理由の一つです。またペッグ制を取る新興国のほとんどが貿易黒字国であり、自国通貨のレートを安く保った方が輸出に有利なことも大きな理由です。
例えば中国の人民元やインドルピーはドルペッグ制を取っており、米ドルとの為替レートが常に一定になるようにしています(但し人民元は徐々に切り上げる方向)。またロシアのようにドルだけでなくユーロも含め、複数の通貨と総合的に換算した「通貨バスケット制」というペッグ制を取る国もあります。

 

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